<なかなか難しい食パン。初めて膨らんだときは感無量!>
▼材料
(1斤半)
強力粉 400g
砂糖 20g
塩 6g
スキムミルク 15g
バター(常温に戻す)20g
ホシノ天然酵母の種 35g

▼ポイント
  • ホシノ天然酵母の種は、袋の表示のとおり作ってください。ちなみに私はホシノ天然酵母100gに対しぬるま湯170ccの割合で、28℃前後で丸1日、19〜20℃に下げて1日半おきます。途中2,3回スプーンで混ぜます。
  • 最強力粉があれば、そちらを使うほうがモチっとした感じに仕上がります。全量を最強力粉で、または半分を最強力粉にかえて作ってみてください。
  • 食パンは、卵も入らず油分も少なめ、その上高く膨らませるパンなので、少しむずかしいです。パンを初めて作るのでしたら、まずフォカッチャちぎりパンを作ってみることをお勧めします。
  • 使用するパンケースがテフロン加工されてないものでしたら、型の内側に薄くバターやマーガリン、ショートニング等を塗っておいてください。取り出しやすくなります。
  • スキムミルクがなければいれなくても結構です。その際水分を5g減らしてください。

▼作り方・工程

1. バターを冷蔵庫から出しておくか、電子レンジの弱でやわらかくしておく。

2. 天然酵母種とぬるま湯をあわせて255gになるようにする。

3. 強力粉と砂糖・スキムミルクを大きなボウルに入れ、2をいれて、混ぜていく。

4. ボウルのなかでなんとなくまとまってきたら、こね板や、きれいにしたテーブルにあけ、ボウルにこびりついている粉もできるだけ取り出す。

5. ここで塩を生地にふりかけ一緒にこね始める。できるだけ生地のなめらかになってる部分が下にくるように置き、ガサガサしてる部分をつつみこむように体重をのせながら折りたたむようにこねていく。(約10分)

6. もちもちした感じから、ちょっと手に張り付いてくるような柔らかさが出てきたら、バターをいれてさらにこねる。できるだけ早く(5分以内)バターが生地になじむように、生地を握るようにもみこんでいく。

7. 薄く油を塗った大きめのボウル(だいたい5〜6倍に膨らむので、深みのある大きめのもの)に生地をいれ、乾燥しないようにビニールやフタをかぶせて、夏なら7〜8時間、春秋は9〜10時間、冬は12〜14時間発酵させる。
(小さめのボウルしかない場合は、この一次発酵の途中で一度ガス抜き・丸めなおしをして、再び一次発酵の続きをさせる)

8. 5〜6倍に膨らんだら、スケッパーなどでやさしくボウルから生地をすくいとる。(このとき自然にガスが抜ける)

9. 2等分にしたら、生地のなめらかな部分を外側にして丸め、15分ベンチタイムをとる。

10. 打ち粉をして(少なめで)もう一度ガス抜きのためにペタンコにし、丸めなおして、食パン用ケース(point参照)に並べる。

11. 部屋の暖かいところか、オーブンの発酵機能がついていればオーブン内で、32〜34℃で2時間半、2次発酵させる。

12. 200℃にあたためたオーブンで30〜35分焼く。