<糖分・脂肪分の低さは多分日本一?!>
▼材料
(12〜14枚)
オカラ 100g
薄力粉 50g
ベーキングソーダ(重曹) 2g (小さじ1/3)**
塩 0.5〜1g(point参照)**
粉糖 25g**
バター 40g
豆乳 30cc
お好みでハーブやプルーン等**

▼ポイント
  • クッキーにしては塩の分量が多めです。辛味がマイルドでミネラルが豊富な海塩や岩塩がおすすめです。精製塩を使うのでしたら、半分の分量で作ってみてください。
  • ベーキングソーダがなければなしでも結構です。
  • 粉糖がなければグラニュー糖でもけっこうですが、バターが極めて少量ですので、分離しづらく混ざりやすい粉糖をおすすめします。粉糖は製菓用の小袋タイプ(割高)しかおいてないスーパーが意外と多いです。製菓材料を扱う店や、輸入食材店に普通サイズがあります。
  • 下記工程1のところで、フードプロセッサーがなければ、包丁などでざっと刻んでください。炒ったままでもどうにか作れますが、できるだけ細かくしておくほうが生地になじんでおいしくなります。
  • 下記の工程4のところで分離しそうになったら、分量内から薄力粉を少し加えて混ぜてください。
  • 下記の工程7の冷蔵庫から出した生地は、時間があれば少し常温においてから作業してください。焼き上がりの膨らみが違います。
  • 型で抜かずに、大さじ1杯分くらいの生地を手でフワっと平らに押さえて素朴な感じに焼いてもいいです。上の写真の左側ステンレスの網にのったクッキーのようなドロップタイプになります。
  • プルーンやレーズン、ベリーなどのドライフルーツを細かく切って混ぜると、甘みが増して美味しくなります。おおよそ30gくらいをお好みの大きさに切ったら下記工程7のところでほぐした後、混ぜ込んでください。型で抜くときに実が生地から離れてしまいがちですが、寝かせた後混ぜ込むほうが、クッキーのサクサク感が残ります。
  • 混ぜこむハーブとしては、シナモンやクローブがおすすめです。ナツメグやオールスパイス等数種をあわせてもおいしいです。

▼作り方・工程

1. おからをフライパンに入れ、中火にかける。木ベラなどで細かくしつつ、だいたい半量くらいのかさになるまで、焦がさないように炒る。粗熱がとれたら、フードプロセッサーでさらに細かくする。

2. 室温に戻してやわらかくなったバターを、泡立て器で空気を含ませるように泡立てる。

3. 2に粉糖を2回に分けて入れ、溶かし込むように混ぜる。

4. 3に豆乳を入れながら混ぜ続ける。

5. 4に1のパラパラになったおからを入れさっくり混ぜる。続けて薄力粉、ベーキングソーダ、塩を(ハーブのパウダーを加えるならそれも一緒に)あわせてふるったものを加えて、ゴムべらや木ベラで切るように数回混ぜる。

6. 5の粉っぽさが少し残る程度で混ぜるのをやめ、広げたサランラップに生地を移し、手で軽くひとまとまりになるように押さえて包み、冷蔵庫で30分ほど寝かせる。

7. オーブンを170℃に温めておく。6を手でほぐし、再度ひとまとまりにしたら、打ち粉をした台の上で麺棒で6〜8mm程度の厚さに延ばす。

8. 型で抜いたら、天板にのせて、170℃のオーブンで23〜27分焼く。