<グラニュー糖はまぶしてもまぶさなくても>
▼材料
甘夏の皮4個分(皮のみ250g)
上白糖 250g
グラニュー糖(仕上げ用)適量

▼ポイント
  • オレンジピール作りに使う柑橘類は、国内産のノーワックスのものを使ってください。私は重曹(又は塩)をこすりつけてタワシで洗ってから皮をむいたものを使っています。
  • 写真のようにオレンジピールとして食べるときには、グラニュー糖をまぶして甘めに、そして持ちやすくします。まぶしたグラニュー糖がなじむまではやや硬く感じるかもしれません。
  • パンやケーキに刻んでいれるとおいしいですし、見た目にもかわいいです。

▼作り方・工程

1. 甘夏の皮をむく前に、重曹や塩をつけタワシでよくこする。

2. 甘夏を4つに割り、皮をむく。ワタの部分が半分くらいになるように包丁をねかせて切り、さらにそれを6つに細長く切る。
参考:右の写真は4つ割り、そして6つに細切りにしてから、包丁を寝かせてワタの部分を半分の薄さにしているところ。慣れるまでは細いほうが薄くしやすい。

3. 鍋に湯を沸かし、2を入れて1分茹でる。ザルにあげて、もう一度1分茹で、サっと水洗いし軽く絞るように水気を切る。

4. 鍋に500ccの湯と上白糖の1/2の量、3の皮を入れて、沸騰後弱火で煮る。

5. 4の水分が半分くらいになったら、残りの上白糖を加え、弱火で煮続ける。

6. 5のピールに少し照りがでてきて、煮汁が鍋底に少し残ってるくらいになったら火をとめて粗熱をとる。

7. 1本ずつ網やザル(又は大きめの平らな皿)にひろげ、冷蔵庫で1〜2日間、乾燥させる。

8. ピールとして食べる分にはグラニュー糖をまぶす。パン・ケーキ・その他お菓子作り等に使う分は、グラニュー糖をまぶさずに密閉容器に入れる。